ワット・ヤイ・チャイ・モンコンWat Yai Chai Mongkon
巨大な戦勝記念塔
1357年にアユタヤ王朝を建国したウートン王が、セイロンの留学から戻った修行僧のために建てた寺院である。
一際目立つ高さ72mの仏塔は、1592年に19代ナレスワン王がビルマの王子との象上の一騎打ちで勝利し、ビルマ軍との戦いに勝利した戦勝記念塔で、当時、ナレスワン王は1569年にビルマ王がアユタヤを占領した記念にアユタヤ郊外に建てたワット・プー・カオ・トンに対抗して、より高い仏塔を建てようとしたが、僅かに及ばなかった。
仏塔の周囲をぐるりと囲むように何十体もの仏座像が並び、ビルマ軍の破壊を逃れた平和な寺院の光景が広がる。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1991年 | 文化遺産 | 古都アユタヤ |