ワット・タミカラートWat Thummikarat
伝説の王国の存在
北方年代記により存在したとされる王朝である、アヨーティヤー王国のタミカラート王が建立した寺院で、建立時はワット・ムッカラートという名称であったが、後に現在の名称に変更され、アユタヤ王朝以前の寺院であるが、当時は立派な寺院であったと想像でき、王宮の隣に立地するためアユタヤ王朝時代も重要な寺院であったことが窺える。
寺院の境内には、高い丘の上に大きなソング・ターム礼拝堂があり、メインの仏塔はスリランカ風の釣鐘型で、その方形の基壇の周りをクメール様式の漆喰で造られた、合計52頭の「シンハ(獅子像)」が支えるように並んでいる。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1991年 | 文化遺産 | 古都アユタヤ |