ワット・シー・チュムWat Sri Chum
街を見守るアチャナ仏
城壁の北西に位置する寺院で、屋根のない四角いモンドップに囲まれ、壁の割れ目からこちらを覗く、スコータイを象徴する「アチャナ仏」が祀られており、煉瓦に漆喰をかけて造られた降魔印を結んだ高さ15m、幅11.3mの巨大仏像は、「動かぬもの、変わらぬもの」という意味を持っており、今も変わらずスコータイの街を見守っている。
厚さが3mもある左内側の壁には、大仏の裏と屋根があった部分につながるトンネルがあり、そこには釈迦にまつわる壁画が50点ほど描かれており、大仏の横には礼拝堂が造られていて、ここにも小さな仏像が安置されている。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1991年 | 文化遺産 | 古代都市スコタイと周辺の古代都市群 |