ピラミッドPyramid
天への階段・・・星への再生
古代エジプト古王国時代から中王国時代に建造された巨石建造物で、初期王朝時代の「マスタバ墳」を多層に積み重ねて造られており、ピラミッドの歴史の第一歩となったのが、サッカラのジェセル王の「階段ピラミッド」である。
これ以降、ダハシュールのスネフェル王の「屈折ピラミッド」と「赤いピラミッド」、ギザのクフ王・カフラー王・メンカウラー王の「三大ピラミッド」など、王の権威を示す圧倒的な存在を誇るピラミッドが数多く建造された。
この雄大かつ揺るぎない巨石建造物は、王の魂が「天に昇る階段」として、神聖的な役割を持つと考えられている。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1979年 | 文化遺産 | メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯 |