メンフィス遺跡Ruins of Memphis
古代エジプト王朝誕生の地
古代エジプト初期王朝時代から古王国時代にかけて首都となり、歴史的にも大変重要な役割を果たした都市の一つであったが、現在では往時の面影は全くなく、かつて繁栄を極めた面影を唯一残している「野外博物館」がある。
一番の見所は、建物の中にある脚の一部が欠けたラムセス2世の巨像(体長15m)で、その巨大さゆえに横たわったまま展示され、2階の回廊から見下ろすことができるようになっており、野外の広場には1912年に発見された端正な顔立ちの10m程のアラバスター製スフィンクスを始め、貴重な展示物が並んでおり、偉大な栄光を誇示している。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1979年 | 文化遺産 | メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯 |