アブ・シンベル神殿Temple of Abu Simbel
愛の記念碑
古代エジプト新王国時代の第19王朝ファラオであるラムセス2世が建造した、大神殿と小神殿からなる神殿である。
ラムセス2世は「最も偉大なファラオ」や「建築王」と呼ばれ、同時に最愛の妻ネフェルタリへの寵愛でも知られ、王妃ネフェルタリのために建造したアブシンベル小神殿はその典型で、ラムセス2世と同じ大きさで描かれるネフェルタリの姿は、極めて珍しいことで、ラムセス2世にとって彼女がいかに重要であったかを示している。
ネフェルタリはラムセス2世との永遠の愛と、その「伝説的な美しさ」で有名で、神殿は二人の愛の記念碑である。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
---|---|---|
1979年 | 文化遺産 | アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群 |