アンコール・トムAngkor Thom
クメール王朝最大の都
12世紀後半に、クメール王朝のジャヤヴァルマン7世により建設された都城で、「大きな都」の名を持つ。
中央に仏教寺院のバイヨンがあり、この寺院を中心に十文字のまっすぐな道が伸び、四方に築かれた門(南大門、北大門、西大門、死者の門)へと繋がっているが、損傷の激しさから往時の姿を残すのは南大門のみとなっている。
バイヨンは四面すべてに観世音菩薩が彫られた仏塔が林立した独特な空間で、「クメールの微笑み」と呼ばれる。
寺院の周囲には「象のテラス」「ライ王のテラス」「バプーオン」「ピミアナカス」など、多くの遺跡が存在する。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1992年 | 文化遺産 | アンコール |