サン・ジャン大聖堂La Primatiale Saint-Jean-Baptiste
今なお時を刻む天文時計
フルヴィエールの丘の麓に佇む、12世紀から約300年の歳月をかけて、初期キリスト教会の上に建造された聖堂で、ゴシック様式のファサードと身廊、ロマネスク様式の内陣など、様々な建築様式が盛り込まれたデザインとなっている。
ファサードの中央にある「バラ窓」や美しいステンドグラスの数々、精巧な彫刻など、見所はたくさんあるが、特に14世紀に作られた「天文時計」は有名で、今なお時を刻み続けており、針が太陽の形になっているのは、当時は地球の周りを太陽が回っていると考えられていたためであり、2019年までのキリスト教の祝日が示されている。