フルヴィエール・ノートルダム大聖堂Basilique Notre-Dame de Fourviere
聖母マリアが見守る聖堂
フルヴィエールの丘の上に聳える、19世紀末に献金により建造されたバシリカ様式の聖堂で、リヨンのシンボルである。
聖堂を取り巻く4つの塔にはそれぞれ「力」「慎重」「正義」「節制」の名が付けられ、東端には悪魔を槍で突き刺し最終勝利を勝ち得た「大天使ミカエルの像」、礼拝堂の屋根には黄金に輝く「聖母マリアの像」が街を見守っている。
ロマネスク様式とビザンチン様式で建造された聖堂の内部は、金箔や大理石、モザイクとステンドグラスで眩いばかりに装飾されており、地下聖堂(クリプト)には使徒ヨハネが幼子イエスを抱く彫像が佇んでいる。