ゼウス神殿Temple of the Olympian Zeus
ゼウス神の聖域
オリンポス十二神の中の最高神「ゼウス」に捧げられた神殿で、かつては優雅に装飾が施された計104本のコリント式の柱が並び、それは美しく、威厳ある佇まいであったが、現在ではそのうちの15本の柱のみが残っている。
紀元前515年にアテネの僭主ペイシストラトスが建造を始めたが、完成させることは出来ず、神殿の完成は、最終的に2世紀にローマ帝国の皇帝アドリアノスにより成し遂げられ、古代の世界において「最大級の神殿」となった。