コリントス遺跡Ruins of Korinthos
主神アフロディーテ
ギリシャ南部のペロポネソス半島に存在した、古代ギリシャでアテネやスパルタと並ぶ三大都市国家である。
交通の要衝地であるコリントス地峡を擁し、商工業都市として繁栄し、「アフロディーテ」を守護神として祀った。
紀元前6世紀に建てられたドーリス式の「アポロン神殿」は、ギリシャに現存する神殿の中で最古の一つである。
紀元前2世紀にローマに破壊されたが、その重要性からローマ風の都市に再建され、ローマ帝国の支配下で再び繁栄を極め、「音楽堂」「ピレーネの泉」「エウリクレスの大浴場」を始め、ローマ帝国時代の建造物が多く残る。