ヴェルギナ遺跡Ruins of Vergina
神殿型のファサード
マケドニア王国の都「アイガイ」として繁栄を極め、「ペラ」へ遷都された後も、引き続き重要な地位を占めた。
アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)の父フィリッポス2世は、この街で護衛のパウサニアスに暗殺されたとされており、1977年にギリシャ人考古学者アンドロニコスが、神殿のような外観を持つ、当時のまま残された精巧な「フィリッポス2世の墳墓」を発見し、墳墓からはヴェルギナの太陽が描かれた「黄金の骨箱」や「黄金の冠」の他に、武具、装飾品、完全な形で残されたマケドニア絵画などが次々と発掘され、世界中の大注目の的となった。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1996年 | 文化遺産 | ヴェルギナの古代遺跡 |