デルフィ遺跡Ruins of Delphi
聖域であり世界の中心
ギリシャ中部にあるパルナッソス山の麓に存在した、古代ギリシャの「都市国家(ポリス)」である。
古代ギリシャ世界において、この地は「世界のへそ(中心)」として信じられており、遺跡の中央には太陽神アポロンを祀る神殿があり、かつてこのアポロン神殿の巫女により告げられる神の託宣「デルフィの神託」が行われた聖域として有名で、「神の予言」を求めて世界各地から多くの巡礼者がここを訪れ、奉納物や祈願料で潤い繁栄した。
神殿の周りには5000人を収容できる「円形劇場」や「ピュティア競技場」「円形建造物(トロス)」などがある。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1987年 | 文化遺産 | デルフィの古代遺跡 |