スペイン広場Piazza di Spagna
人々を惹きつける広場
スペイン大使館があったことから命名された広場で、中央にはベルニーニの「舟の噴水」があり、最大の見所は丘の上の「トリニタ・デイ・モンティ教会」へと伸びる、バロック時代の特徴である波を打つような流れるデザインの「スペイン階段」で、中段に広場があり、それを抱き込むように階段が二手に分かれる芸術性の高い構造である。
2つの鐘楼を持つトリニタ・デイ・モンティ教会は、1502年にフランス王ルイ12世の命により建造され、16世紀末に完成した教会で、フランスの寄付で1725年に大階段が建造されるまでは、教会と広場は崖で区切られていた。