サンタ・マリア・デル・ポポロ教会Basilica di Santa Maria del Popolo
優れた芸術作品が魅力
1099年に教皇パスカリス2世が聖母マリアに捧げる教会を建てたのが始まりで、建設資金をローマの市民(ポポロ)が負担したため、この名称で呼ばれており、その後、1472年に教皇シクトゥス4世により現在の形に再建された。
内部には絵画・彫刻・建築の優れた芸術が残されており、主祭壇の「マドンナ・デル・ポポロ」、チェラージ礼拝堂のカラヴァッジオの名画「聖ペテロの逆さ磔」と「聖パオロの改心」、ロヴェーレ家の礼拝堂のピントゥリッキオによる有名な「幼な子キリストの礼拝」などを始めとして、一流の芸術家による作品が美術館の如く飾られている。