トゥルム遺跡Ruinas de Tulum
マヤ文明終焉の地
カリブ海を望む断崖の上に築かれたマヤ文明の都市遺跡で、「マヤ文明終焉の地」ともいわれている。
密林地帯に都市を築いて暮らし続けてきたマヤ人が、最後に辿り着いた場所で、エメラルドグリーンの海を一望できる地に佇む姿は、他のマヤ遺跡では見られない奇跡のような景観を持っており、非常に神秘的である。
遺跡の中心で聖域の「エル・カスティージョ」、神殿の入口の上にレリーフがある「降臨する神の神殿」、内部にマヤの神々が描かれたフレスコ画が残る「フレスコ画の神殿」、海に突き出た場所に建つ「風の神殿」などがある。