テオティワカン遺跡Ruinas de Teotihuacan
謎多き神々の都
紀元前2世紀~6世紀にメキシコ中央高原で繁栄した、古代メソアメリカ最大の宗教都市国家である。
後に、廃墟と化していたこの遺跡を発見したアステカ人が、「テオティワカン(神々の集う場所)」と命名した。
「死者の大通り」を中心として数々の宮殿や住居が区画整理されて整然と建ち並び、その中でもエジプトのそれに劣らないほど巨大な「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」が壮麗に佇む様は、ここを訪れる者の目を奪う。
これほどの都市を築きながらも、文字記録が残っていないため、大いなる謎を秘めた「神々の都」である。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1987年 | 文化遺産 | 古代都市テオティワカン |