チチェン・イッツァ遺跡Ruinas de Chichen-Itza
神が降臨する神殿
10世紀頃に全盛を迎えたマヤ文明の都市遺跡で、ユカタン半島に残されたマヤ遺跡の中で最大規模を誇る。
広大なジャングルの中に戦士の神殿や天文台など、数多くの遺跡群が点在し、なかでも「カスティージョ」は壮大なピラミッドで、4面の各91の階段に最上部の神殿を加えると計「365」となり、全体がマヤ暦の1年を表している。
カスティージョはククルカンの神殿(ピラミッド)とも呼ばれ、ククルカンとは風と豊穣の神で、羽毛の生えた蛇の姿をしており、春分の日と秋分の日の年2回、階段に巨大な蛇の影を映し出す「ククルカンの降臨」が起こる。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1988年 | 文化遺産 | 古代都市チチェン・イッツァ |