パレンケ遺跡Ruinas de Palenque
未知の領域への誘い
パカル王が統治した7世紀に繁栄したマヤ文明の都市遺跡で、壮麗な神殿群や繊細なレリーフから芸術都市として知られ、マヤ遺跡の中でも最大規模を誇る最も美しい遺跡は、古代へのロマンをかきたてる「マヤの聖域」である。
1952年に「碑文の神殿」の地下からパカル王の墓やヒスイの仮面などの副葬品が数多く発見され、マヤ文明の神殿は祭祀用と考えられていた、それまでの常識が覆される、メキシコ考古学史上最大の発見の一つとなった。
大発見から40年あまり、今度は隣の建物からパカル王妃の墓が見つかり、文明の歴史を紐解く貴重な遺跡である。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1987年 | 文化遺産 | 古代都市パレンケと国立公園 |