ポンペイ遺跡Scavi di Pompei
時が止まった古代都市
2000年以上前に繁栄したローマ帝国の古代都市で、79年8月24日のヴェスヴィオ火山の噴火により、一瞬にして火山灰の下に埋もれ、1748年からの本格的な発掘で、悲劇的にも火山灰で保護された古代の街並みが姿を現した。
人々の記憶から忘れ去られ、約1700年もの長い眠りから目覚めた街は、整然と区画されており、「住居」はもちろん、「神殿」や「劇場」「公衆浴場」「居酒屋」「売春宿」「下水道」まで完備され、「壁画」や「モザイク画」、市民が記した「落書き」なども残っていて、当時のローマ市民の豊かな暮らしぶりが、ありのままに存在している。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1997年 | 文化遺産 | ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域 |