コロッセオColosseo
コロッセオが崩れる時、ローマも滅びる
ローマ帝国の皇帝ウェスパシアヌスが建造した円形競技場で、彼の死の翌年である80年、即ち息子の皇帝ティトゥスの時代に完成し、当時は「フラウィウス円形闘技場」と呼ばれ、かつては5万人を収容した巨大な建造物である。
長径188m、短径156m、高さ48mの規模を誇る、その巨大さは「ローマ帝国の力の象徴」であり、外観は美しいアーチ型が並ぶ4階建てで、1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式と様式の異なる柱で飾り、観客席は身分により仕切られ、この場所で剣闘士や猛獣との死闘が繰り広げられ、古代ローマの人々を熱狂させていた。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1980年 1990年 |
文化遺産 | ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂 |