アルル円形闘技場Arenes d'Arles
フランス最大の闘技場
1世紀末頃に建造されたフランス最大の円形闘技場で、長さ136m、幅107m、高さ21mの楕円形をしており、当初は三層構造で2万人を収容可能であったが、現在は最上層が失われ、二層の建造物として残っている。
ローマ帝国時代には剣闘士や猛獣が戦う見世物が行われ、中世の時代には要塞や住居として改造されて使われていたが、1825年に再び闘技場として修復され、現在も闘牛場やコンサート会場として現役で利用されている。
入口の上にある塔に登ると、闘技場全体だけではなく、アルルの町、そして遠くのアルピーユ山脈まで見渡せる。