ラウンド・タワーRound Tower
欧州最古の天文台
クリスチャン4世の命により、1642年に完成した高さ34.8mの円柱形煉瓦造りのヨーロッパ最古の天文台である。1861年までは実際に天体観測が行われていたが、現在はコペンハーゲンの街が見渡せる「展望台」となっている。
建物の中は階段ではなくて螺旋になった200mのスロープがぐるぐる廻っていて、1716年にロシアのピョートル大帝が馬に乗って、エカテリーナ妃が4頭だての馬車に乗って、一気に上まで駆け上がったと言われている。
併設されているのはトリニタティス教会で、元々は大学生用の教会として建てられ、後に一般向けの教会になった。