クリスチャンスボー城Christiansborg Slot
かつての王室の居城
コペンハーゲン中心部のスロッツホルメン島にある宮殿で、「コペンハーゲン発祥の地」といわれている。
1167年にアブサロン大主教が城塞を築いた場所で、その後は戦争や火災により破壊と再建が繰り返されたため、「バロック様式」「新古典主義様式」「ネオ・バロック様式」の三つの建築様式が共存している。
現在の建物は1928年の完成で、デンマーク王室や政府の迎賓館として使われるほか、国会議事堂、最高裁判所、内閣府など三権が世界で唯一集まる場所であり、地下には創建当時の12世紀に作られた城塞の遺跡が残されている。