フレデリクス教会Frederiks Kirke
大理石の教会
ノルウェー産の「大理石」を贅沢に使って建てられた、ロマネスク・バロック様式の北欧屈指の美しい教会である。
アメリエンボー宮殿とその周辺を設計した建築家のニコライ・アイトブが建築を始め、彼の死後はフランス人建築家のジャーディンに託されたが、1770年に予算不足で中断となり、それから1世紀の期間を経て1894年に完成した。
周囲にはキルケゴールなど、デンマークを代表する偉人12体の像が配され、教会の雰囲気を一層重厚にしている。
全面的に大理石で造られた聖堂は優雅で美しく、天井のステンドグラスや内装に青が使われ、円形の教会内部全体に淡い青い光が差し込んで神聖な雰囲気が漂い、聖堂の天井画は放射状にキリスト教独特の宇宙観が描かれている。