パルミラ遺跡Ruins of Palmyra
砂漠に咲いた儚き野望
砂漠の中に建造されたオアシス都市で、東アジアと地中海を結ぶ東西交易路の隊商都市として栄華を誇った。
夕日に染まるあまりの美しさに、商人達が「バラの街」と称えた、砂漠に咲いた世界屈指の都市遺跡である。
絶世の美女と謳われた皇妃ゼノビアの野望が、ローマ帝国によって滅ぼされ、歴史の表舞台から姿を消した。
世界で最も美しい廃墟の一つと言われ、主神ベルを祀る「ベル神殿」や「記念門」「列柱道路」「浴場」「四面門」「円形劇場」「祭壇」「元老院」「アゴラ」など、数多くの遺構が残されており、かつての栄華を偲ぶ事が出来る。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1980年 | 文化遺産 | パルミラ遺跡 |