マチュ・ピチュ遺跡Ruinas de Machu Picchu
インカ帝国の天空都市
アンデス山中の標高約2280mにあるインカ帝国の遺跡で、1911年にハイラム・ビンガムにより発見された。
400年もの長い眠りから目覚めたこのインカの都市は、「天空都市」や「インカの失われた都市」と称される。
かつての帝国の首都クスコでさえ失ったインカの都市の姿がここにあり、独特の精巧な石積み技術も秀逸である。
インカの人々は高度な文明を築きながらも、ついに文字を持たなかったため、ここに都市が築かれた理由、残された建造物の意味、巨石の調達・運搬方法など、いまだ多くの謎に包まれた、世界中の旅人を魅了する遺跡である。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1983年 | 複合遺産 | マチュ・ピチュの歴史保護区 |