リヨン歴史地区Historic Site of Lyons
二千年の歴史を刻む都市
紀元前1世紀半ばの共和政ローマの時代に、フルヴィエールの丘に建造された都市「ルグドゥヌム」が起源で、皇帝アウグストゥスの時代にガリア地方の中心都市となって急成長し、現在では「絹織物の街」として知られている。
フルヴィエールの丘には「フルヴィエール・ノートルダム大聖堂」が佇み、丘の中腹には紀元前15年に建造された「古代ローマ劇場」や「オデオン」「ガロ・ロマン文明博物館」があり、旧市街には「サン・ジャン大聖堂」の周辺に石畳の入り組んだ街並みが残り、建物の回廊や中庭を伝って他の道へ抜ける「トラブール」が張り巡らされ、ソーヌ川とローヌ川に挟まれた中心部には「ベルクール広場」や「テロー広場」がある。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
---|---|---|
1998年 | 文化遺産 | リヨン歴史地区 |