聖カトリ-ナ修道院地域Saint Catherine Area
三大宗教の神聖なる地
シナイ山の麓にある峡谷に佇むギリシャ正教の世界最古の修道院で、4世紀初め頃にアレクサンドリアで殉職したとされる聖女が、この修道院の名の起こりで、「ワシリカ」と呼ばれる主聖堂の他に、初期キリスト教聖書の写本やイコン、卓越したビザンティン美術のコレクションなど、非常に貴重な芸術作品を数多く所蔵する事でも有名である。
シナイ山は「旧約聖書(出エジプト記)」にある預言者モーセが、神から十戒(神の意思が記されたもの)を授かったとされる「燃える柴」の地で、この辺り一帯はキリスト教、イスラム教、ユダヤ教の三大宗教の聖地でもある。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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2002年 | 文化遺産 | 聖カトリ-ナ修道院地域 |