聖バルボラ教会St.Barbara's Church
鉱員達のための教会
教会の名前の由来になった「聖バルボラ」は鉱員の守護聖人であり、建造費用はカトリック教会ではなく、銀鉱脈で栄華を極めたクトナー・ホラの市民の寄付によって賄われた、まさに鉱員による鉱員のための教会となっている。
1388年に建造が開始され、フス戦争や度重なる資金不足で中断されるが、何人もの高名な建築家の協力により1558年の一旦の完成を経て、17~18世紀にクトナー・ホラの街がバロック様式に改築された際に、その影響を受けた。
「フライングバットレス」と呼ばれるアーチ構造が特徴的で、精巧な装飾が施された無数の尖塔は目を奪われる。