フエの建造物群Complex of Hue Monuments
ベトナムの京都
19世紀初頭から20世紀半ばまで約150年に渡り、中国伝来の建築様式を基礎としながらも、フランスの建築様式やベトナム伝統の建築様式を組み入れて、華やかな文化を築いたベトナム最後の王朝である「阮朝」の都である。
緩やかに流れるフォン川の河畔に、中国の紫禁城を規範にした「王宮」、中国風の落ち着いた雰囲気が漂っている「ミンマン帝廟」、中国風の広々とした別荘風の造りである「トゥドゥック帝廟」、フランスの西洋風の建築である「カイディン帝廟」、フエのシンボルである八角形七層のトゥニャン塔がある「ティエンムー寺」などがある。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1993年 | 文化遺産 | フエの建造物群 |