テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群Paleochristian and Byzantine Monuments of Thessalonika
ビザンティン帝国時代の象徴
紀元前315年にマケドニア王国のカサンドロスが建設した古都で、妻の「テッサロニカ」の名に因んで名付けた。
ローマ帝国時代には天然の良港と街道を有する交易都市として繁栄し、使徒パウロの伝道によりヨーロッパ最古のキリスト教共同体が形成され、ビザンティン帝国時代にはコンスタンティノープルに次ぐ第二の都市として発展した。
その後、オスマン帝国の支配を受けて多くの建造物が損壊したが、奇跡的にローマ帝国及びビザンティン帝国の時代に建造された貴重な15の聖堂が残っており、聖堂内には数々のモザイク画やフレスコ画の傑作が現在も見られる。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
---|---|---|
1988年 | 文化遺産 | テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群 |