メテオラMeteora
神域への思い
メテオラはギリシャ語で「中空に浮かぶ」を意味し、そこには高さ20~400mの奇岩群がそびえ、その岩山の頂きに建つ修道院群があり、この驚異の佇まいはまさに「天空の修道院」で、自然と融合した独特の景観を見せる。
ギリシャ正教の修道士達はこの神々しい風景にひかれ、より神に近づくために、ここに修道院を築き上げた。
下界から隔絶された修道院では、物資の輸送にロープウェーが使われ、厳しい修道生活の中から写本やイコンなど、数々の貴重な美術品が生まれ、ビザンティン美術の宝庫でもある。現在でも6つの修道院が活動をしている。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1988年 | 文化遺産 | メテオラ |