ウスペンスキー寺院Uspenskin Katedraali
ロシア統治時代のシンボル
ヘルシンキのカタヤノッカ地区にある、1868年に完成した北欧最大の「ロシア正教」の教会である。
黄金のたまねぎ型の小屋根と重厚な赤煉瓦の外観が特徴的なこの寺院は、ロシア人建築家のアレクセイ・ゴルノスタイッフによる設計で、16世紀にロシアのモスクワの近くに建てられた古い教会と同じ建築様式で建てられている。
内部にはキリストと12人の使途たちの金縁のテンペラ画があり、ドーム内部の高い天井には多くの星が描かれ、大きなシャンデリアもあり、煌びやかな中にも重厚な雰囲気が漂っており、この寺院はロシア統治時代を物語っている。