ティカル遺跡Ruinas de Tikal
マヤ文明最大の都市遺跡
鬱蒼たるジャングルの奥深くで、3~8世紀に最も繁栄したマヤ文明最大の都市遺跡で、最盛期には神殿、宮殿、球戯場など3千以上の建造物、人口も6万人に達する、マヤ文明における宗教・芸術・科学の中心的存在であった。
グランプラザには高さ51mの「Ⅰ号神殿」と高さ42mの「Ⅱ号神殿」が向かい合い、高さ65mの「Ⅳ号神殿」を始め、3つの「アクロポリス」や「失われた世界」「コンプレックス」の複合建造物、球戯場などが壮大に建ち並ぶ。
乾季は雨が降らず、雨季も水を通す石灰岩地質のため、漆喰で建物や地面を覆い、貯水池で水を確保して発展したが、漆喰を作るために燃やす森の木を伐採し尽くして土壌が流れ、気候変動で干ばつが起き、10世紀頃に衰退した。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1979年 | 複合遺産 | ティカル国立公園 |