アンマン城Amman Castle
アンマン市街の展望台
アンマンは7つの丘の周りにできた都市で、そのうちの一つであるジャバル・エル・カラと呼ばれる丘の上にある。
プトレマイオス朝時代には「フィラデルフィア」と呼ばれ、新約聖書の「ヨハネの黙示録」にも地名が出てくる。
その後ローマ帝国の支配下に入り、2世紀にマルクス・アウレリウス帝が建てたといわれ、城そのものは残っていないが、ヘラクレス神殿やウマイヤ朝時代の遺跡が残っており、一番奥の国立考古学博物館には「死海文書」がある。
アンマンの街を見下ろす景色の素晴らしさで有名で、眼下にはヨルダン最大のローマ劇場が悠然と佇んでいる。