クラック・デ・シュヴァリエとカル・エッサラー・エル・ディンCrac des Chevaliers and Qal’at Salah El-Din
十字軍時代を代表する城
クラック・デ・シュヴァリエは「騎士の砦」を意味し、イスラムの英雄サラディンが一目見て攻略を諦めた城。
十字軍時代に築かれた城砦の中で、最も築城技術や保存状態が良く、花々が咲き誇る高原に佇む、白く可憐な姿は、アラビアのロレンスが「世界で最も素晴らしい城」と評し、「天空の城ラピュタ」のモデルとの噂もある。
カル・エッサラー・エル・ディンも、元々は十字軍の城であったが、1188年にアイユーブ朝のサラディンにより陥落し、この勝利にちなんでカル・エッサラー・エル・ディン(サラディンの要塞)と名づけられた。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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2006年 | 文化遺産 | クラック・デ・シュヴァリエとカル・エッサラー・エル・ディン |