サン・ピエトロ大聖堂Basilica di San Pietro in Vaticano
カトリック教会の総本山
イエス・キリストの十二使徒の一人で、初代ローマ教皇である「聖ペテロ」の墓所の上に建造されたバロック様式の大聖堂で、キリスト教の建築物としては世界最大で、6万人を収容できる聖堂内は、11の礼拝堂と45の祭壇がある。
4世紀にローマ皇帝コンスタンティヌス1世が建造したのが始まりで、16~17世紀にかけてルネサンス期の芸術家が改築に関わり、ミケランジェロ作の「ピエタ像」やミケランジェロ設計の「クーポラ」、バロックの巨匠ベルニーニの手による「大天蓋」の他、聖堂内は豪華な装飾が施されており、歴史の重みと荘厳で神聖な雰囲気が漂っている。