イムディーナMdina
静寂の町
ヴァレッタが築かれる前のマルタの首都で、当時は貴族をはじめ多くの人々がこの町に住んでいたが、時代の流れと共にヴァレッタに城塞都市が建設され、首都の移動に伴いかつての栄光は衰退していき、大きな地震の被害を受けたこともあり、今では住む人々が少なくなったこの町は、いつしか「静寂の町」と呼ばれるようになった。
マルタ島の中央に位置する小高い丘の上に城壁に囲まれて佇む、中世の街並みが残るロマン漂う町で、細い小道が張り巡らされた路地を歩くと、かつてのこの町の栄光が感じられ、中世の雰囲気に浸ることができる。