ヒエラポリス-パムッカレHierapolis-Pamukkale
癒しの聖地
ヒエラポリスは、ペルガモン王国が築き、その後ローマ帝国時代に繁栄を極めた古代都市遺跡である。
パムッカレを望む丘の上にあり、その神秘的な景観と豊かな温泉保養地として、「聖なる都」と称された。
1354年の大地震による崩壊で温泉に沈んだ遺跡群は、歴代ローマ皇帝がひと時の安らぎを求めた夢の跡である。
パムッカレは、トルコ語で「綿の城」という意味で、炭酸カルシウムを含んだ温泉が山肌を流れ落ち、長い年月をかけて沈積して出来た石灰棚は、雪のように白く幻想的で、昼には青く輝き、夕焼けには茜色に染まる。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1988年 | 複合遺産 | 1988年 |