古代都市ウシュマルPre-Hispanic Town of Uxmal
独自の建築様式の開花
ユカタン半島にある7~10世紀にかけて最盛期を迎えたマヤ文明の都市遺跡で、プウク様式という幾何学模様や蛇などのモチーフの装飾を施した独特の建築様式で知られ、優雅さと美しさにおいて、パレンケの建造物に匹敵する。
「魔法使いのピラミッド」は魔法使いが育てた小人が一夜で建てたという伝説があり、楕円形の底面を持つ柔らかくエレガントな姿から、「世界で最も美しいピラミッド」の一つとされており、他にも「尼僧院」や「総督の館」「大球戯場」「グラン・ピラミッド」など、遺跡の保存状態も極めて良好で、その装飾や壮大な世界観に圧倒される。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1996年 | 文化遺産 | 古代都市ウシュマル |