マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群Melaka and George Town, Historic Cities of the Straits of Malacca
東西文化の交流地
マラッカ海峡に面する二つの歴史的な町は、「海のシルクロード」の中継地として500年間にわたり、東洋と西洋の交易と文化交流の地として栄え、アジアとヨーロッパが融合した特異な街並みは、アジアでも希有な存在である。
14世紀末に誕生したマラッカ王国の古都マラッカは、16世紀以降ポルトガル・オランダ・イギリスとヨーロッパの列強国に支配され、ヨーロッパの影響を受けた街並みと、地元マレーとの融合で出来た特有の文化が見てとれる。
ペナン島のジョージタウンには、18世紀末のイギリス支配時代の面影が強く残っており、コロニアル様式の建物と、マレー・中国・インド式の建物が相交った街並みは、貿易・文化の交流地として栄えた当時を物語っている。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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2008年 | 文化遺産 | マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群 |