タリン歴史地区(旧市街)Historic Centre (Old Town) of Tallinn
中世の街並みが残るおとぎの国
エストニアの首都で、13世紀の初めに侵攻してきたデンマーク人により建設された、中世の街並みが残る街である。
バルト海随一の良港と謳われ、地中海からロシアまでをつなぐ交易の拠点として発展したタリンは、それゆえドイツ・スウェーデン・ロシアの大国に支配されながらも屈することなく、ハンザ同盟の中心都市として繁栄した。
旧市街は美しい街であると同時に、歴史的価値も高く、「トームペア城」を始め、「大聖堂」「聖霊教会」「聖ニコラス教会」「アレクサンドル・ネフスキー教会」、旧市街を囲む「城壁」など、歴史を物語る建築物が残っている。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
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1997年 | 文化遺産 | タリン歴史地区(旧市街) |