クトナー・ホラ:聖バルボラ教会とセドレツの聖母マリア大聖堂のある歴史都市Kutna Hora: Historical Town Centre with the Church of St Barbara and the Cathedral of Our Lady at Sedlec
かつての栄光を物語る遺産
中部ボヘミア地方の小さな田舎町であったが、13世紀に銀鉱脈が発見されると、シルバー・ラッシュが巻き起こり、ヨーロッパから沢山の人々が集まって急速に発展を遂げ、銀の産出量も豊富で「ボヘミア王国の宝石」と呼ばれた。
当時はプラハに次ぐ栄華を極め、王国の繁栄に大きく貢献したが、16世紀に銀が枯渇すると衰退の一途を辿った。
市民の寄付金で建造されたアーチ構造が特徴的な「聖バルボラ教会」、光の教会と称される「聖母マリア大聖堂」がかつての栄光を留め、4万人もの人間の骨で内部を飾り立てた珍しい「全聖人墓地教会(納骨礼拝堂)」もある。
登録年 | 種別 | 遺産名 |
---|---|---|
1995年 | 文化遺産 | クトナー・ホラ:聖バルボラ教会とセドレツの聖母マリア大聖堂のある歴史都市 |